2009年01月26日
京都会議~式典~
昨日は、我々一般メンバーには、メインとも言える、式典が開催された。式典では、毎年その年の(社)日本青年会議所会頭から、全国のメンバーへ、今年度の日本の指針を会頭所信に沿ってメッセージを発信される。それによって、今年の日本の動きを知ることが出来、地域の青年会議所は、それを大幅にづれないように、事業を組み立てることが出来るのだ。
写真のメンバーが、前夜のLOMナイトより若干少ないのはご愛嬌ということにしておこう。
昨年初めてお会いしてから、面白い方である事は、解っていたが、参加した全国のメンバーもそれを感じたに違いない。
内容で印象に残った事は二つ。
まず一つ目は、「JC会員であるからこそ、仕事をきちんとする事」
これは、我が青年会議所の良識ある先輩の皆様や、私も含めて、よく言い続けられた事であるが、仕事だけをするのなら、わざわざ青年会議所という、ある意味余分な時間を割くことに繋がる組織に入る必要はない、きちんと時間の管理や、仕事の精度を高める事が大事であり、バランス感覚を求められる。
二つ目は「地域のヒーローを育てる」
これも、地域の若いリーダーを育てると言う事で、語り継がれてきた事であるが、リーダーをヒーローと置き換えた事で、随分印象が変わるものだと思った。今回の奇抜な会頭メッセージの演出や、挨拶で間違いなく安里会頭はヒーローになった。
会社でも組織でも、長を張る人間は、そこに組する人達のためにもその精神は重要であると思う。
最後に安里会頭は、「みなさんのプライドになります」とおっしゃられたが、覚悟のこもった大変良い言葉だと思った。
激務の中参加していただいた先輩、麻生太郎首相、LOMでは佐賀青年会議所の安岡 正篤的な存在である、佐賀新聞社長中尾清一郎先輩や、国政で活躍されている原口一博先輩、一地方LOMから会頭を勤められた小原嘉文先輩など、たくさんのプライドが、この青年会議所という組織に詰まっている事をあらためて考え、この組織に入会する事が出来、理事長を務め、卒業まで全うできる幸せを噛みしめた。
会頭のメッセージは、消えかかっていた自身の気力を改めて奮い立たせるメッセージであり、ヒーローにはなれないかもしれないが、少しでも会員みんなの役に立てるよう頑張ろうと思った。
番外編
昨年は、理事長としてメインホールにてこの式典に臨みましたが、今年は床!!
なんという格差社会!!みなさんもぜひ天地の差がある理事長になってみてはいかがでしょう。
京都会議と言っても会議ばかりではありません。式典が終わってからの空いた時間には京都観光も出来ます。京都は近距離に歴史遺産が散在しております。ちなみに私達は、金閣寺、二条城と回りました。体力に自信があるメンバーはまだまだ回ったみたいです。金閣寺は改装工事を終えたばかりで、まさにまばゆいばかりに金色に光輝いておりました。
二条城は、加藤清正が、上洛した家康に、秀頼を連れて下座に座ったあの有名なエピソードの部屋や、慶喜が大政奉還を発表した部屋など見所たくさん。
いいことづくめの京都会議、参加出来なかったみなさん、来年は参加を検討されてみてはいかがでしょう。